「今日は絶対に集中しないといけない」
そう思った朝、コンビニでエナジードリンクを買ったことはありませんか?
ADHDの特性があると、
仕事のスイッチがなかなか入らず、
「とりあえず何かで無理やり目を覚まそう」と考えてしまいがちです。
僕自身、そんな状態が続き、
半年以上ほぼ毎日のようにエナジードリンクを飲み続けていた時期がありました。
実際、エナジードリンクを飲むと
一時的に集中しやすくなる感覚はあります。
しかし同時に、
「これ、本当に続けて大丈夫なのか?」
僕はそんな違和感を覚えました。
この記事では、
エナジードリンクのメリットとデメリットを整理し、
どのように付き合うのが現実的なのかを考えていきます。
メリット
手軽に集中できる
エナジードリンクの最大のメリットは、
「考えなくても、短時間で覚醒状態に入れる」ことです。
ADHDの特性があると、
- 作業を始めたいのに頭が切り替わらない
- やる気はあるのに体が動かない
といった状態になりやすく、
「集中するまでの立ち上がり」に時間がかかります。
エナジードリンクは、
飲んでから比較的短時間で
- 眠気が引く
- 頭が冴える感覚が出る
ため、
“今すぐ集中したい場面”では即効性があります。
特に
- 締切が迫っている
- 午後の強い眠気
- 短時間で一気に片付けたい作業
こうした状況では、
考えすぎずに集中状態に入れる点はメリットだと感じます。
仕事モードになる
もう一つ意外と大きいのが、
気持ちの切り替えがつく効果です。
毎日同じ時間、同じタイミングで
- エナジードリンクを飲む
- そのまま仕事に取りかかる
という流れを作ると、
「これを飲んだら仕事モードに入る」
という条件付けが起こります。
ADHDの人は
- 行動の切り替えが苦手
- 始めるまでが一番しんどい
という傾向があるため、
この「切り替えのスイッチ」があることはとても有効です。
実際、
エナジードリンクそのものの効果だけでなく、
“飲む行為”が仕事開始の合図になる
という点が、僕の集中力を上げていたと感じます。
利便性の高さ
エナジードリンクのもう一つのメリットは、
とにかく手間がかからないことです。
エナジードリンクは、
- コンビニや自販機ですぐに買える
- 持ち運びしやすく、場所を選ばず飲める
- 1本あたりの量が決まっていて、飲みすぎにくい
といった点から、
すぐに買えてすぐに飲むことができるのが便利です。
コーヒーのように淹れる手間もなく、
サプリのように種類や量で悩む必要もありません。
「飲む」という行動だけで完結するため、
忙しい仕事中でも使いやすいと感じました。
ここまで、エナジードリンクのメリットについて書いてきました。
実際、手軽さや即効性といった点は、
仕事中の一時的な集中には確かに役立ちます。
しかし僕自身、一定期間エナジードリンクを常用したことで、
気づいたデメリットも少なくありませんでした。
以下は僕が感じたデメリットについてです。
デメリット
効果が薄れていく
エナジードリンクの覚醒効果は、
主にカフェインによるものです。
しかし、カフェインには耐性があります。
飲み始めの頃は
「これを飲めば頭が冴える」と感じていても、
同じ量を飲み続けるうちに
その効果は徐々に弱くなっていきます。
僕自身も、
最初は1本で十分だったものが、
気づけば効果を感じにくくなっていました。
結果として、
- 飲まないと集中できない気がする
- でも飲んでも以前ほど効かない
という状態になり、
メリットだったはずの「手軽な集中力」が薄れていく
感覚がありました。
糖分の過剰摂取になる
多くのエナジードリンクには、
想像以上に糖分が含まれています。
1本あたりの量は少なく感じても、
日常的に飲み続けると
糖分の摂取量は確実に増えていきます。
その結果、
- 飲んだ直後は調子が良い
- しばらくすると眠気やだるさが出る
といった波を感じるようになりました。
集中力を保つために飲んでいるはずが、
かえってコンディションを乱してしまう。
常用した場合、こうした点は無視できません。
費用がかかる
エナジードリンクは1本あたりの価格は
それほど高くありません。
しかし、
毎日のように飲む習慣になると話は別です。
例えば、
1本200円前後のものを
平日に毎日飲んだ場合でも、
1か月で数千円の出費になります。
「集中力のための必要経費」と考えれば
納得できるかもしれませんが、
効果が薄れてくると、
費用対効果は徐々に悪くなっていくと感じました。
以上が僕の感じたデメリットでした。
これらを踏まえたうえで、
エナジードリンクとの現実的な付き合い方について
結論を書いていきます。
エナジードリンクの常用は避ける
ここまで見てきた通り、
エナジードリンクには確かにメリットがあります。
- 手軽に覚醒・集中状態に入れる
- 行動開始のスイッチとして使える
- 入手が簡単で、使うまでの手間が少ない
一方で、
常用することで次のようなデメリットが目立ってくるのも事実です。
- カフェイン耐性による効果の低下
- 糖分の過剰摂取
- 費用が積み重なる
僕自身、
半年以上エナジードリンクを飲み続けた結果、
「集中力を上げるためのもの」が、
いつの間にか
集中できない状態を補うための習慣に変わっていました。
エナドリは切り札
エナジードリンクは、
日常を支える主力ではなく、
どうしても必要な時の切り札くらいの距離感が合っています。
常用しないからこそ、
- 効果を感じやすい
- 依存しにくい
- コストも抑えられる
という状態を保てます。
エナジードリンクは
「頼り切るもの」ではなく
「うまく使い分けるもの」。
そう割り切った方が、
長い目で見て仕事のパフォーマンスは安定しやすいと感じます。
※本記事は、筆者自身の体験をもとにした内容です。
医学的な判断や診断については、専門家にご相談ください。
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