なぜ職場でADHDは怒られるのか。今すぐとるべき行動について。

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個人的な話になります。
僕は今まで社会人として働くうえで、幾度となく上司やお偉いさんに怒られてきました。

なぜか同期のアイツや先輩のあの人は怒られない、
自分だけが居残りをさせられる…
みたいな思い出すだけでつらいことが本当によくありました。

僕は普通にしているだけなのに、ここまで怒られるのか。
理由を考えても当時の自分には分からなかったのです。

しかし年齢を重ねた今考えると、
(ああ、あれはやってはいけないことだったなあ、)
と思うことがあります。

今日はADHDとして働くうえで意識するべき行動についてお話しします。

敬意を払う

「敬意を払えていなかった」

僕の大概の「怒られ」はここから発生していました。
ADHDと自覚している人ほど、敬意を払うべきです。

「確かにすごいなと思う人はいるけど、なんでクソ上司にまで敬意を払う必要があるんだ?」

あなたの気持ちはすごく分かります。
僕は新卒で入社した際にこのような気持ちが強く、自分が尊敬できないなと感じた目上の人間に対しては一切の敬意を払いませんでした。

すると結果的に上からの総スカンをくらってしまい、上司からの「怒られ」が頻発してしまう事態となりました。

一方で同期のアイツが怒られていることはそう多くなく、職場のみんなと良好な関係を築いていたのです。
能力的に変わらない同期のアイツと僕は一体何が違っていたのでしょうか。

もちろんその答えは「敬意を払う」ことにあります。

正しく敬意を払うには

実践編です。
「敬意を払う」を実行していきます。

…とその前にあなたに知っていてほしいことがあります。
それは「敬意を払う」ということは「お金を払う」ことに似ているということです。

お店でお金を払って飲食するには問題ありませんが、お金を払わないと直ちに無銭飲食となり、警察が来ます。
逆に言えば警察が来ないように僕らはお金を払って飲食している面があるといえます。

敬意も正しく払っていれば「怒られ」や「居心地の悪さ」の発生をある程度、防ぐことができるのです。

敬意は目に見えないお金です。

このような意識をもって以下では具体的な行動を紹介します。

あいさつをする

あいさつをちゃんとできてますか?
馬鹿にするなと言われそうですが、あいさつは社内の人間に対してまんべんなくしましょう。

あなたの職場にも極力関わりたくない人間がいるかもしれません。
嫌味な言動がある、気分屋、何かわからないけどもイライラしているあの人です。
そんな人にもしっかりあいさつだけはしましょう。

僕は生意気にも社内の苦手な人に対しては、あえて距離をとり続けていた時期がありました。
そんな中であいさつまでおろそかになってしまったことがあります。

もちろん僕はその人から嫌われることになりましたし、目上の人だったので社内での居心地も悪くなってしまいました。

こちらが苦手だと思っている分には全く問題ないのですが、「あいさつをしない」という行為は「私はあなたに敬意を払いません」という明確なシグナルを発することになってしまいます。

もしあの時の自分にアドバイスできるなら
「苦手な人だからあいさつしなくて良いわけじゃないよ」
そのような言葉をかけると思います。

あいさつは本当に基本中の基本なので誰が相手でも積極的にやりましょう。
ADHDの僕らはこれってあいさつしすぎなんじゃないか?
って思ってしまうほどで丁度いいぐらいです。

むしろ仕事があまりできなくても元気の良いあいさつをしているだけで、評価されている人を見たことがあるくらいです。
あいさつはコスパ最強です。

立ち上がる

あなたがデスクで資料作成をしていたとします。
このとき目上の人から話しかけられたら、立ち上がって話を聞きましょう。

敬意が伝わりやすい、簡単なので僕は意識してよくやります。

「あなたの話を座りながら聞くのは失礼です。」

立ち上がるだけでこのシグナルを目上の人に発することができます。
そうすると「こいつはちゃんと俺に敬意を払っているな」と相手に思わせることができます。

そんなの当たり前のことだと言われてしまうかもしれませんが、あまりやっている人を見ません。
そのせいか僕はこれで上司から何度か褒められています。
立つだけで褒められるなんて、やらない手はありません。

お世辞を言ってみる

これも僕の経験なのですが、とても意地悪な上司がいました。
嫌味をよく言い、仲間を小さいことで責め立てるような人だったので、同じチームの人からはとても評判が悪い。

僕も例外なく嫌味を言われる側の人間でした。
しかしある日を境に、その人との関係は良好なものとなったのです。

きっかけは、上司と昼食を共にしたことでした。
その上司が自分の仕事の苦労を話し始めたとき、僕はとっさに

「○○さんは仕事できるので頼りになります」と言いました。

すると、その上司の表情が変わりました。それまでの厳しい顔つきが和らぎ、少し嬉しそうな顔をしたのです。

その日を境に、嫌味を言われることが減り、むしろ仕事のアドバイスをくれるようになりました。同僚からは「なんであいつだけ怒られないんだ」と不思議がられるほどでした。

お世辞を言うのは嘘をつく気がして気持ち悪い…

そう思う人もいるかもしれません。僕も昔はそう思っていました。
しかし言える人とそうでない人では大きな差が出てしまいます。

お世辞は最大限の敬意です。

相手が少しでも良く見えた瞬間に、それを少し言葉にする。
これだけで人間関係は良好になっていきます。

まとめ

敬意は目に見えないお金のようなものです。

正しく払えば「怒られ」や「居心地の悪さ」を防げます。
あいさつをまんべんなくする、話しかけられたら立ち上がる、時にはお世辞を言う。

これらは単純ですが、ADHDが意識して取り入れると驚くほど効果的です。

能力以前に敬意を払う(払っていると相手に思わせる)行動ができるかどうかで、職場での過ごしやすさは大きく変わってきます。


※本記事は、筆者自身の体験をもとにした内容です。
医学的な判断や診断については、専門家にご相談ください。
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