皆さんは複数人で集まるときにしんどいなとか
早く帰りたいなと感じたことはありませんか?
僕はめちゃくちゃあります。
例えば会社の飲み会、久しぶりの同窓会など
複数人でいるときは会話を聞き逃さないように気を張り、
みんなの話題から外れていないかを気にしてしまいます。
そうしているうちに、
いつの間にか「楽しむ」より先に「頑張る」状態になっていて、
その焦りが、静かに疲労へと変わっていきます。
普通の人から見たら僕は考えすぎなのかもしれません。
でも自分だけが置いてけぼりのような気持ちに
なることは少なくありません。
なぜこんなにも人数が増えるほど消耗してしまうのでしょうか。
なぜ僕は大人数が苦手なのでしょうか。
ここから社内での会話の例を挙げて、
その理由を整理してみたいと思います。
一対一の会話の場合
一対一の会話の場合、テーマが一貫しているので
僕はストレスなく話すことができます。
以下がその例となります。
A:
「今日仕事がかなり忙しくてさ」自分:
(忙しい理由はなんだろう)
(もしかしたら人手が足りていないのかな)自分:
「どのあたりが一番大変?」A:
「人が足りなくて、締切も重なってて」自分:
(やっぱり人手が足りてなかったんだな)自分:
「そんなに大変だったんだ、こっちの業務が落ち着いたら手伝うよ」
このように一対一の会話であれば、会話の流れはある程度予想できます。
複数人の会話の場合
一方で複数人の場合は、そうはいきません。
会話の順番は決まっておらず、各々が好きなタイミングで
発言します。
以下がその例です。
A:
「最近、人手不足で仕事が忙しくてさ」自分:
「わかる、最近どこも人手不足だよね」B:
「そんなに忙しいなら毎日残業するしかないんじゃない?」
C:
「毎日残業するのはいいけど、体に気を付けなよ。
他部署の○○さんはそれで体調崩したんだから。」
このように複数人になると 話題が急に
人手不足
↓
残業
↓
体調管理
と切り替わることがあります。
自分としては
・今どこに反応すればいい?
・Aの話をもう少し聞く?
・BかDの話題に切り替える?
このように頭の中でたくさんの選択肢が浮かび
コミュニケーションの難易度が一気に跳ね上がります。
一対一のときは、相手の発言の流れをある程度予測しながら、
次に自分が何を話すかを考えることができていました。
会話の方向が急に変わることも少なく、
頭の中で段取りを組みながら話す余裕がありました。
しかし複数人になると、
誰が次に話すのか、どこに話題が向かうのかが分かりません。
さっきまで聞いていた話とは別の話題が突然始まったり、
こちらが考えていた発言のタイミングを逃してしまったりするのです。
そのたびに頭の中で組んでいた段取りが崩れ、
会話についていくこと自体にエネルギーを使うようになります。
今後の対策について
とはいえ、複数人のコミュニケーションの場を
ずっと避け続けることにも限界があると感じています。
傍から見れば、
孤立しているように思われるかもしれませんし、
その場を楽しんでいる人たちに
気を遣わせてしまうのも申し訳ない。
かといって、混沌とした複数人の会話の輪に
思い切って入り込む勇気があるかと言われると、
正直難しいです。
ただ最近は、
複数人のコミュニケーションにおいて少しずつですが
ようやく「消耗しない関わり方」が見えてきました。
今からそのマインドセットについて説明します。
1,強がらない
まず「複数人の会話は苦手だ」という現実を
そのまま受け入れることにしました。
以前の僕は、
何か話さなければいけない、
発言しないと存在感がなくなる、
そんな思い込みに縛られていました。
その結果、
タイミングを見誤って発言してしまったり、
話題についていけないまま空回りしたりして、
余計に疲れてしまうことがよくありました。
でも、よく考えてみると、複数人の場でうまく話せないのは
努力不足というより、その人の気質が影響しているのだと思います。
常に気を張る必要はなく
話しやすいタイミングだけ話せばいい。
そのように考えるだけで、精神的な負担はかなり軽くなりました。
2,一対一の関係を強化する
僕が次に意識するようになったのが、
一対一での関係をあらかじめ強化しておくということです。
複数人でのコミュニケーションが苦手な自分にとって、
いきなり全体の場に溶け込もうとするのは、
どうしてもハードルが高くなります。
でも、
その場に「すでに話しやすい相手」がいるだけで、
かなり安心して話すことができます。
まずは一対一の関係を土台にし、そこから複数人の場
に馴染むようなイメージです。
まとめ
僕は一対一の会話であれば
相手の話を聞いて、次に何を話すかを
落ち着いて考えることができます。
でも複数人になると、
誰が話すのか、話題がどこに向かうのかが分からず、
一度にたくさんのことを考えなければなりません。
その状態が続くと、
楽しむ前に頭がフル回転してしまい、
気づかないうちに疲れてしまいます。
こうしたしんどさの背景には、
ADHDの「同時にたくさんの情報を処理するのが苦手」
という特性が関係している可能性があると思います。
なので自分の特性を認めたうえで
無理しない関わり方を選ぶことが
大切なのだと思います。
※本記事は、筆者自身の体験をもとにした内容です。
医学的な判断や診断については、専門家にご相談ください。
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